プロサッカー選手の道からプロゲーマーの道へ!PMJL出場p1r選手の葛藤とは?
2021.12.04

国内eスポーツリーグブランド「X-MOMENT」のPUBG MOBILE部門では、国内最高レベルのリーグ大会である「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」(以下、PMJL)が開催されています。
そんなPMJLに出場しているすご腕プレイヤーの中から、意外なギャップを持つ選手を紹介するシリーズ記事を連載中です。
第1回では、派手な見た目と特技にギャップのあるBruR4選手をピックアップしました。
第2回となるこの記事では、幼い頃からプロのサッカー選手を目指していたものの、PUBG MOBILEと出会い、プロゲーマーの道を歩み始めたp1r(ピロ)選手のこれまでの歩みをご紹介していきます。
p1r
PUBG MOBILEのプロチーム「UNITE」に所属しています。
PMJL SEASON1の序盤は結果が振るわず厳しいスタートを切るも、中盤以降からは目覚ましい活躍を見せ、総ドン勝数8回を獲得し、総合5位に浮上しました。
チームではp1r選手の若くパワフルな力を発揮し、チームを盛り上げます。
しかし、焦って熱くなっているとメンバーに勘違いされることもあり、焦らないでとセーブをかけられることもあるんだとか。
そんなp1r選手は、チームの中で味方のサポートを受けながら敵を倒す役割であるアタッカーを担当しています。
プロを目指してサッカーを10年間続けたp1r選手
p1r選手は小学3年生からサッカーを初めており、地元のサッカーチームの体験入部をきっかけにサッカーの魅力に引き込まれます。
それからは、夜遅くまで公園でサッカーに打ち込み、中学校に入学する際には全国大会に出場している有名なクラブチームの入団試験に合格します。
その後もサッカーに熱心に取り組み、クラブチームでは関東大会で上位の成績を残します。
その結果、高等学校からサッカーのスポーツ推薦をもらうことができ、サッカー名門の高等学校に進学します。
そして、高校3年までサッカーを続けており、小学3年生から10年もの間、サッカーに打ち込む人生を歩みます。
中学3年でPUBG MOBILEと出会う
サッカーに取り組む一方で、p1r選手は中学3年生のころにPUBG MOBILEと出会います。
この時はまだ、PUBG MOBILEは息抜きでたまにプレイするだけで、サッカーへの熱量は変わらなかったそうです。
しかし、PUBG MOBILEをプレイする時間が増えるとともに、サッカーへの熱量に負けないぐらい、PUBG MOBILEへの熱量が高まっていきます。
そして、高校3年生でついにPUBG MOBILEに対する熱量がサッカーへの熱量に追いつきます。
p1r選手としては、サッカーとPUBG MOBILEを両立し、サッカーでは全国大会優勝を、PUBG MOBILEではPMJL優勝を狙いたいと本気で考えていたようです。
しかしながら、進路の関係でいずれか一方を選ぶ必要があると考えたp1r選手は、悩んだ末にPUBG MOBILEを選択します。
そして、高校3年生の7月にサッカーを引退し、プロゲーマーの道を歩み始めました。
不安に思う両親を説得!両親は応援までしてくれるように
p1r選手の両親は、p1r選手がサッカーの実力を活かせる大学に進学し、プロのサッカー選手やスポーツ関連の仕事に就くと考えていたため、プロゲーマーの道に進みたいと打ち明けた時に不安な表情を見せたと言います。
そんな両親を説得するように、本気でプロゲーマーの道に進みたい意思や気持ちを真摯に伝えた結果、なんとか理解を示してくれたようです。
その後は、現在所属しているチームUNITEと契約を結ぶことになります。
今では、両親はすっかりp1r選手の応援団となり、競技シーンをよく視聴していないとわからないことまでp1r選手に話すようになりました。
なお、p1r選手は身近な人に応援されると調子が悪くなると考えているため、あまり応援しないでほしいと両親に伝えるそうです。
これに対して両親が反抗して少し揉めることもあるそうですが、p1r選手も心の中では、応援してくれていることにすごく感謝しているようです。
冷静さが強みのUNITEメンバーでPMJL1位を狙う!
p1r選手がメンバー入りしているUNITEは、PMJL SEASON1で5位の成績を残しています。
そんなUNITEのメンバーのことを、p1r選手はすごく大人で冷静であると考えており、UNITEの強みであるとも考えているようです。
そしてp1r選手は、SEASON1の経験と得られた知識を活かし、SEASON2に向けて練習を積み重ねて優勝し、世界大会に出場すると宣言してくれました。
プロゲーマーとして新たな道を歩んでいるp1r選手のすばらしいプレイに期待しましょう!