「バイソン破ったウメハラに驚かされた」――新システム導入の「SFL: Pro-JP 2021」をときどが振り返る

2021.12.09

ストリートファイターリーグ(以下、SFL)は、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)から発行される「ストリートファイターV」ジャパン・eスポーツ・プロライセンスを保有する世界トップレベルの選手たちが、リーグ独自のチームを組み名誉や賞金を懸けて戦う日本最高峰の公式チームリーグ戦です。

新シーズンである「SFL: Pro-JP 2021」では、企業8社がチームオーナーとなり4人1組のオリジナルチームを編成してリーグへ参画するチームオーナー制を導入し開催規模を拡大しました。

「SFL: Pro-JP 2021」はリーグ本節(全14節)・プレイオフ・グランドファイナルの3フェーズに分かれており、リーグ本節の上位チームが「プレイオフ」へ、そこからさらに勝ち上がったチームが決勝大会である「グランドファイナル」へと進出。そして、グランドファイナルの上位チームは、世界大会として予定されているストリートファイターリーグ「ワールドチャンピオンシップ」の出場権を獲得します。

この記事では、現在獲得ポイントランキング1位のv6プラス FAV Rohto Z!チームのときど選手による、SFL2021の振り返りインタビューをお届けします。

ときど

ときど選手は東大卒プロゲーマーとして知られており、ストリートファイターシリーズを始めとしたさまざまな格闘ゲームに精通しています。

ときど選手は新作格闘ゲームタイトルの攻略が早いだけでなく、複数のタイトルで上位の成績を残しており、かつては同時に5種目以上のタイトルの大会に出場することもありました。

「SFL: Pro-JP 2021」には、v6プラス FAV Rohto Z!のメンバーとして出場し、プロゲーマーのsako選手やりゅうせい選手に加えて、EVO2019のストリートファイターV部門で優勝したボンちゃん選手とともにSFLで激戦を繰り広げています。

ときど選手Twitter

 

ウメハラのバイソン攻略がインパクト大

――第13節終了時点で獲得ポイントラインキング1位おめでとうございます!これまでの「SFL: Pro-JP 2021」を振り返ってみていかがですか?

ときど:

ありがとうございます。

「SFL: Pro-JP 2021」が開幕する前から予想はできていたのですが、前評判の高いプレイヤーたちの活躍がすばらしいですね。

しっかりと準備をしている選手が勝てているので、今年のSFLは試合に向けての調整や準備が勝利につながるリーグだと感じています。

そして、ウメハラ選手やsako選手などのマークされやすいトップレベルのプレイヤーは対策されていて、なかなか苦戦を強いられていますね。

 

――SFL2021「SFL: Pro-JP 2021」の中で印象に残っていることはありますか?

 

ときど:

ウメハラ選手が使用しているガイルというキャラクターは、バイソンというキャラクターに相性的に厳しいとされています。

実際に私も第3節の大将戦でバイソンを使用してウメハラ選手にストレート勝利していますし、第5節でもぷげら選手が大将戦でバイソンを使って、ウメハラ選手を3-1で下しています。

 

――かなり苦しめられていましたね。

 

ときど:

そうですね、かなり苦しかったと思います。

でも、ウメハラ選手は対バイソンの練習をし続けて、そしてなんと第12節の先鋒戦でぷげら選手のバイソンに2-1で見事に勝利したんです。

ぷげら選手が悪い動きをしていたわけではないので、完全に攻略したと言えますね。

 

ホーム側の利点を活かして3勝を掴み取る

――「SFL: Pro-JP 2021」から導入された、ホーム&アウェイ事前オーダールールはいかがですか?

 

ときど:

正直、とても頭を悩まされています。

しかしながら、これまではホーム側の利点を最大限に活かしたキャラクター選択ができているので、うまく勝てていますね。

普段の大会で使用しないキャラクターであるバイソンをこのトップレベルのプレイヤーが集う舞台で使うには事前準備が大変でしたが、バイソンのおかげで三つの勝ちを拾うことができたので満足しています。

――アウェイ側はいかがでしょうか?

 

ときど:

アウェイ側は相手チームの選択肢をすべて想定した練習をするのが理想的ではありますが、相手チームが裏をかいてくる可能性もありますので、対策をしきるのは難しいですね。

でも、可能なかぎり時間を使って準備するように意識しています。

 

――最後に残りの「SFL: Pro-JP 2021」に向けて意気込みをお願いします!

 

ときど:

昨年のSFL決勝戦で負けた瞬間から、今年のSFLで優勝するための準備を行ってきました。

しかしながら、本音を言うと、勢いのあるGood 8 Squadを倒して優勝するにはまだまだ総合力が足りていないと考えています。

V6プラス FAV ROHTO Z! は、今回のリーグのために結成したトップレベルプレイヤーの集合体のようなチームなので、今後も引き続き、経験や知恵を活かしてより戦略的に強くなっていくように努力してまいります。

皆さまの応援、よろしくお願いいたします。